2009年11月22日日曜日

以和為尊 法隆寺


神戸から訪れてきた親戚と両親とともに法隆寺へ。

1400年前に聖徳太子が建立したことでおなじみの法隆寺は、飛鳥時代の姿を現在に伝える世界最古の木造建築で、西院伽藍と、東院伽藍に分けられた広大な境内には、飛鳥時代をはじめとする各時代の粋を集めた建築物が軒をつらねています。またたくさんの宝物類が保管されており、国宝・重要文化財に指定されたものだけでも約190件、点数にして2300余点に及んでいます。このように、世界的な仏教文化の宝庫として1993年12月には、ユネスコの世界文化遺産のリストに日本で初めて登録されています。
金堂の柱には、昇り竜と降り龍がうねっています





手洗いには、龍?それとも河童?!







古木に、歴史の深さを感じます。








そして夢殿では、特別公開中の聖徳太子等身大の秘仏救世観音を、百済観音堂では、はるかシルクロードの果てを彷彿とさせる優美で慈悲深い百済観音をご拝観。中国文化を色濃く残した天平文化に想いを馳せながら‥

「和を以って尊しと為す」
くにづくりにあたり、聖徳太子は、この言葉にどのような思いを託されたのでしょう?

あいにくの小雨日和でしたが、雨に濡れて紅葉が鮮やかに映えていました。

0 件のコメント:

コメントを投稿