2010年6月15日火曜日

0621_"いのり の おとたま”ご案内

きたる6月21日の夏至の日、
大阪中ノ島リーガロイヤルホテルのリーガクラブ講演会にて、
ギターの高井博章さんと一緒に演奏させていただきます。
お時間・ご都合よろしければ、是非是非お立ち寄りくださいませ!


『いのり の おとたま』

音の世界からすべてのいのちとこころとたましいに平和を捧げることができたなら。芸能の原点とは?光の楽器といわれる笙と、各国で活躍するマカフェリギターの紡ぎだす幻想と神秘の音の世界をお楽しみください。
日 時:
6月21日(月) 13:30~15:00
場 所:
リーガロイヤルホテル大阪 菊の間(ウエストウイング2階)
〒530-0005 大阪市北区中之島5-3-68
TEL (06)6441-1727(直通)
FAX (06)6448-0903
会 費:
リーガクラブ会員無料
同伴ビジター¥2,000
一般¥3,000(いずれも1名様、税金含む)




【ギタリスト 高井ひろあき】
ギター&バイオリンのデュオ『ジュスカ・グランペール』他にて活躍中。SKⅡCMやNHKへの楽曲提供の他、クレモンティーヌ・夏川りみ・大竹しのぶ等とのコラボレーションを行う。ジャンルを超えたボーダレスな演奏スタイルとマカフェリギターから放つ情熱的で官能的な音色は、聴衆を魅了してやまない。

2010年6月11日金曜日

0611_入梅




最近のいろんな予定に追われる超ハードな生活に、
実家で寝込むこと3日間。


よろよろとなにげに空を見上げると、
庭の梅の実が大きくなっていることに気がつき、
急遽梅の実収穫開始☆

梅ジュースと、梅酒をつくりました。


折りしも暦のうえでは”入梅”、
梅雨入りの時期、そして梅が実る時期。


思いがけない収穫に、
自然の力いっぱいいただきました。



0610_時の記念日


671年4月25日、天智天皇の御在世10年、近江大津宮(今の近江神宮付近)に初めて漏刻台(水時計)を設け、あまねく国民に時を知らされたことは、日本書紀に「漏刻(ときのきざみ)を新台に置きて始めて候時(とき)を打ち鐘鼓をならす。始めて漏刻を用ふ。この漏刻は天皇の皇太子にまします時に始めてみづからつくりたまふ所なり」と伝えられています。
671年の太陰暦4月25日は、太陽暦では6月10日。 天智天皇をまつる滋賀県大津市の近江神宮では、毎年この日を時の記念日として"漏刻祭"が行われます。

中大兄皇子は、667年に都を近江大津宮に定め、翌668年に即位して天智天皇となられました。 天智天皇は大化の改新を断行され、琵琶湖西岸の都にその完成を目指されました。日本最初の成文法憲法である「近江令」の制定・全国規模の戸籍の編纂・国立学校の創設をはじめ、後世に影響をあたえる多くの事業を行われました。また、漏刻による時刻制度が開始され、この大津は時刻制度発祥の地でもあるのです。
晴れ渡る蒼空のもと執り行われた漏刻祭では、数多い参列者の見守る中、春らしい装束の采女や神官が並び、舞楽が奉納されました。
そして祭りの後、暦や時刻に興味あるものが賛同、『時の祝祭』として、神社の暖かいご支援によりご奉納演奏をさせていただくことができました。

”時間の意識を変容させる伎楽”とされる雅楽を勉強する者として、とっても感慨深い一日となりました。思いがけないとっても素敵な方との再会の機も頂けました。勝手ながらこれまでの私の演奏の心の支えとさせて頂いた方です!!

この会を企画しお声がけいただき、この日が誕生日という奈良さんにこの場をお借りして心から感謝いたします。
 


(以下、引用)
大祭司は最初にこんな問題を出した。
「この世界のあらゆるものの中で、     
もっとも長くまたもっとも短く、     
もっとも迅速でまたもっとも遅く、     
もっとも細かく分割できながらまたもっとも広大で、     
もっともないがしろにされながらまたもっとも惜しまれ、
それがなければなに一つ行うことができず、     
ちっぽけなものをすべて飲み尽くし、     
偉大なものをすべてよみがえられるもの、                         
それはなにか」 ~略~

あるものは謎の答えは運だと言い、他の者はこの世だと言い、光だと言う者もいた。

ザディーグは、それは”時間”だと答えた。
「これほど長いものはありません」と、彼は付け加えた。
「なぜなら、それは永遠の尺度であるからです。 
これほど短いものはありません。 
なぜなら、われわれのあらゆる企てには 
それが不足しているからです。 
待つ者にとってそれほど遅いものはありませんし、 
楽しむ者にとってそれほど速いものはありません。 
拡大すれば無限にまで広がり、 
縮小すれば限りなく分割されます。 
すべての人がそれをないがしろにし、 
それを失うとだれもが惜しみます。 
それがなければなに一つ行われず、 
それは後世に残すに値しないものをすべて忘れさせ、 
偉大なものを不滅にします」

『カンディード 他五篇』  ヴォルテール作  植田祐次訳  岩波書店

2010年5月14日金曜日

Amazing Grace

暦では立夏を過ぎ、季節ではもう夏だというのに、寒暖激しい毎日が続きます。

あっという間に月日が経ち‥
あれこれブログに書きたいこといっぱいありながらも、慌しく毎日を過ごしてしまい、随分ひさしぶりの日記となってしまいました(>_<)
皆様、いかがお過ごしでいらっしゃいますか?

先週の日曜日は母の日ということで、急遽知人の企画するイベントに友情出演させていただくこととなりました。折角の機会なので、来月大阪のリーガロイヤルホテルで共演いただくギタリストの高井さんとアメイジング・グレイスをコラボレーションさせていただくことに。母の日に集まった色とりどりに着飾ったお母様方を前に、第一回目の演奏をご披露させていただいたのでした。

ちなみに賛美歌で有名なこの曲ですが、作曲者はイギリス人の牧師であるジョン・ニュートン。敬虔なクリスチャンで7歳の時に亡くなった母と商船の指揮官の父のもとに育ち、自身も船乗りとなりしだいに黒人奴隷を輸送するいわゆる「奴隷貿易」に手を染めるようになりました。

当時奴隷として拉致された黒人への扱いは劣悪であり、多くの者が輸送先に到着する前に感染症や脱水症状、栄養失調などの原因で死亡したといわれています。ジョンもまたこのような扱いを拉致してきた黒人に対して当然のように行っていましたが、彼が22歳の時に転機はやってきました。船長として任された船が嵐に遭い、今にも海に呑まれそうな船の中で、彼は必死に神に祈りまいした。敬虔なクリスチャンの母を持ちながら、彼が心の底から神に祈ったのはこの時が初めてだったといいます。すると船は奇跡的に嵐を脱し、難を逃れ、彼はこの日をみずからの第二の誕生日と決めました。その後もジョンは奴隷を運び続けたものの、彼の船に乗った奴隷への待遇は飛躍的に改善されたといいます。
1755年、ジョンは病気を理由に船を降り、勉学を重ねて牧師となり賛美歌を作り続けました。そして17年後の1772年、この「アメイジング・グレイス」は生まれたのです。この曲には、黒人奴隷貿易に関わったことに対する深い悔恨と、それにも関わらず赦しを与えた神の愛に対する深い感謝が込められているといわれています。
「人は生まれ変わることが出来る」

ゆるやかで美しい旋律の中には、すさまじいほどの苦悩と悔恨、そしてそのすべてを包みこみ希望へと導く優しくて大きな慈愛がこめられています。そして、すべての闇を乗り越えた先にある光、それが人間の持つ神性、というものなのでしょうか。。

そんなことを表現できたならと、お母様方のご自慢の歌声のご披露の合間に演奏されたこの<アメイジング・グレイス>、さて、演奏の出来は、いかほどに‥‥?!


Amazing grace how sweet the sound
That saved a wretch like me.
I once was lost but now am found,
Was blind but now I see.

アメージング グレース
何と美しい響きであろうか
私のような者までも救ってくださる
道を踏み外しさまよっていた私を
神は救い上げてくださり
今まで見えなかった神の恵みを
今は見出すことができる

'Twas grace that taught my heart to fear,
And grace my fears relieved,
How precious did that grace appear,
The hour I first believed.

神の恵みこそが 私の恐れる心を諭し
その恐れから私の心を解き放つ
信じる事を始めたその時の
神の恵みのなんと尊いことか

Through many dangers, toils and snares
I have already come.
'Tis grace hath brought me safe thus far,
And grace will lead me home.

これまで数多くの危機や苦しみ誘惑があったが
私を救い導きたもうたのは
他でもない神の恵みであった

The Lord has promised good to me,
His Word my hope secures;
He will my shield and portion be
As long as life endures.

主は私に約束された
主の御言葉は私の望みとなり
主は私の盾となり 私の一部となった
命の続く限り

Yes,when this heart and flesh shall fail,
And mortal life shall cease,
I shall possess within the vail,
A life of joy and peace.

そうだ この心と体が朽ち果て
そして限りある命が止むとき
私はベールに包まれ
喜びと安らぎの命を手に入れるのだ

The earth shall soon dissolve like snow,
The sun forbear to shine;
But God, Who called me here below,
Will be forever mine.

やがて大地が雪のように解け
太陽が輝くのをやめても
私を召された主は
永遠に私のものだ

When we've been there ten thousand years,
Bright shining as the sun,
We've no less days to sing God's praise
Than when we'd first begun.

何万年経とうとも
太陽のように光り輝き
最初に歌い始めたとき以上に
神の恵みを歌い讃え続けることだろう







2010年4月15日木曜日

伊勢神宮ご奉納

少し前となってしまいましたが、来る4月8日は灌仏会(かんぶつえ)、または仏生会(ぶっしょうえ)ともいわれ、お釈迦様(ゴータマ・シッダッタ)が旧暦の4月8日に生まれたという伝承に基づき、釈迦の誕生を祝う仏教行事が執り行われる日。



この日は別名花まつりともよばれ、その名の通り、澄んだ晴天の下満開の桜が見事な一日、ご縁あって伊勢神宮参集殿でのご奉納演奏をさせていただけることとなりました。


この日は劇団誠の松井誠さんのお誕生日。九州の劇場の奈落の底に生まれたという舞台の落とし子ともいえる誠さんの、出雲の阿国ツアーを記念しての奉納舞台、そしてその幕間での笙のご奉納演奏。

誠さんの舞台は、衣装、音楽、そして振り付け、すべて誠さんの構想から生まれ、舞台にかける情熱と生き様を感じることが出来ました。そして、澄み渡る空に響く笙の音の合間に、鳥達がさえずって応援してくださいました。

奉納が終わってから集まった皆様とともに本殿ご挨拶、御垣内参拝、そして神楽殿でのご祈祷を受けました。祝福していただいているかのごとく、咲き誇る桜、そして澄み渡る碧空。


静かな時間がすべて終了、これまでにお導きいただいた、大好きな荒御魂と外宮、そして猿田彦神社にご挨拶。これまでに様々なことがありましたが、またご挨拶にお伺いできたことに、心満たされるひとときを送ることができました。

帰りの伊勢市駅前にて、たなびく龍雲発見。

海龍王寺



隅寺と呼ばれる、平城宮の鬼門を守る海龍王寺の受付のお手伝いをさせていただきました。
いつもこちらにお伺いして、ぽっかりとした静かな境内を眺めていると、忙しさの中に忘れていた自分自身の時間の流れをとり戻すことが出来ます。

この海龍王寺では、嵐の中、唐より無事に帰国を果たした玄昉が初代住持となったことから遣唐使の航海安全祈願を営むと同時に平城京内道場の役割を果たすことにもなり、玄昉が唐より持ち帰った経典の書写(写経)も盛んに行われました。

天平時代に遣唐使として中国に渡っていた玄昉が、天平六年(734年)十月仏教の経典を網羅した一切経五千余巻と経典に基づいた新しい仏法との二つを携えて中国の港を出発しましたが、航海の途中に東シナ海で暴風雨に襲われ四隻の船団のうち、玄昉が乗った舟だけがかろうじて種子島に漂着することができ、翌年三月、無事に奈良の都に帰朝することができました。このとき、玄昉の乗船に収められていた一切経の中に「海龍王経」といわれる経典が蔵経されており、狂乱怒涛の中、この経典を一心に唱えたことで仏法を守護する善神である海龍王が、我が国に一切経と仏法とを無事にもたらせるために玄昉の船を護ったのだと人々に信じられ、これ以降、渡海安全祈願、しいては四海の安全が祈願されています。




現在でも4月中頃に行われる四海安穏祈願法要では、世界各地から集められた海水を前に、石川住職による法要が執り行われます。世界中の海の水が清らかになりますように。戦争や公害で汚れた地球が、少しでも清らかになりますように。そんな住職の想いが伝わってきます。
そして春季・秋季の特別拝観では、このお寺で修業した空海の直筆の見事な般若心経が残されており、実際に拝観させていただけます。鎌倉時代当時の彩色がそのまま残る、ご本尊の十一面観音様も本当に素敵です。是非ご覧ください!

2010年3月25日木曜日

和知黒しぼり・和知黒みそ

先日購入した丹波の和知黒しぼりと和知黒みそ。
今晩のご飯でとってもおいしい黒豆おこわとお味噌汁になりました。



和知黒豆は、豆臭さがなく、とても新鮮で甘味の濃い味わいがあります。
丹波の黒豆の中でも、こちらの黒豆は特に味が良いと定評があるようです。