2011年6月17日金曜日

0606_0613 韓国ツアー①

6/6から13まで、韓国ツアーに行ってまいりました。風刺漫画作家で祥明大学教授の高慶日氏のご招待で、度々お世話になっている大阪の中崎町でエコアートヴィレッジAManToを展開している舞踏家JUNさんhttp://amanto.jp/groups/planet-jun/profile/のお誘いでした。




戦争加害国としての日本の責任、植民地支配・軍事政権時代を経て民主化された現在もいまだに根強く残る独裁軍事主義‥人々はいまだにいろいろな問題に直面されています。しかし過去から学び、未来に向かってさまざまな活動をされていらっしゃいます。深く学び、考えさせられる機会となりました。



舞台を行った祥明大学では高先生のカリカチュアの授業に参加、生徒さん達にメンバーの似顔絵を描いて戴きました!中国からの留学生からは、日本は南京大虐殺等の過去のイメージが怖いので韓国に来た、という率直な意見も伺うことができました。




メンバー全員、右から虚無僧尺八の福岡卓道さん、舞踏のJUNさん、そして私‥‥作家さんの世界観が格好よすぎる?!








そして韓国の歴史に深く影響を及ぼすこととなった江華島事件、不平等条約で有名な江華島にある太陽発電を使ったオルタナティブスクール、サンマウル高校を訪れました。「山の村」という意味のこの学校では、「自然・平和・相生」を軸に、農業や環境、共同体や平和の価値を重視した教育が実施されています。



ソーラーパネルの下の野外舞台にて、蛙の合唱に囲まれながらの舞台にて、あめつちの唄を謡うことができました。


あめつちの神にぞ祈る あさなぎの海のごとくに 波たたぬ世を

サンマウイ高校のゲストハウスは、韓国で一番気の流れが良いといわれる摩尼(マニ)山の中腹にあります。校長先生や歴史の先生とともに輝く未来を朝まで語らいました。夜明け、霧がかかる山あいに響き渡る朝の到来を喜ぶ美しい鳥達の唄が忘れられません。 先生の計らいで、北朝鮮との国境線、38度線に沿う臨津江(イムジンガン)と韓江(ハンガン)の合流地点を訪れてきました。のどかな風景の向こうに見える、たった2本の鉄条網の背後にある現実。







韓国には全世界の半数を占める先史時代のドルメン(巨石・支石基)があるそうです。江華島のドルメンは世界遺産に指定されています。





(続く)


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