世界的パイプオルガニストのジャン・ギュー。
彼のアルバムを聴いたときには、時代を超越した鬼才ぶりに驚愕を覚えました。
この舞台では彼の書き下ろし作品を、
彼の愛弟子のジャン・モローが和太鼓と一緒に演奏されます。
オペラと狂言、そしてパイプオルガンと和太鼓、西洋と東洋文化の融合。
本当に素晴らしいようです。
皆様、ご都合よろしければ是非お出かけください!
Theatre Project Si 最終公演
圧倒的音楽で彩る、誰も見たことのない音楽劇『マクベス』
平成22年(第65回)文化庁芸術祭・参加公演 翻案・演出の関根勝のもと、狂言師とオペラ歌手によるシェイクスピアシリーズの上演により、東西文化融合を実現して来たTheatre Project Si。この秋、ついに最終回を迎えます。
野望の炎に焼かれ、やがて運命に飲みこまれて行く武将夫婦を描く、シェイクスピアの傑作『マクベス』。主演マクベスには、狂言共同社の誇る、実力派狂言師・佐藤融。夫を衝き動かして行く夫人役に、二期会のコロラトゥーラソプラノ・土田聡子。そして狂言共同社から佐藤友彦、井上靖浩、鷲見政行、和泉流野村派より野村小三郎、大蔵流より茂山良暢と、流派を超えた狂言師たちが参加し、その脇を強力に固めます。さらに、通常女性によって演じられる魔女3人を男声バリトン歌手が演じるという演出により、二期会の吉川健一や、伊藤貴之、増原英也が一同に会し、これまでにない魔女の場面を創造します。
今回の大きな見所の一つが、音楽。400年の歴史を誇るパリのサントゥスタッシュ教会の世界的オルガン奏者であるジャン・ギユー(Jean Guillou)が、この『マクベス』の為に壮大な曲を書き下ろしました。演奏は、彼の愛弟子であるジャン・モノー(Jean Baptiste Monnot)。そして、パイプオルガンの壮大な音に拮抗し得るとして大抜擢されたのが、和太鼓界の若き雄、谷口卓也。この演奏者2人は、奇しくも同世代。次世代を担う若き2人の、かつてない音の競演が実現いたします。
日時:2010年10月14日(木) 18:00開場 19:00開演
場所:京都コンサートホール 京都市左京区下鴨半木町1-26
チケット:全席自由 一般席 5000円(1.2階席) 学生席 2000円(3階席)
マクベス翻案・演出: 関根勝
出演者:
佐藤融(和泉流狂言師)……マクベス
土田聡子(二期会・ソプラノ)……マクベス夫人
佐藤友彦
善竹忠重
井上靖浩
野村小三郎
茂山良暢
吉川健一
伊藤貴之
増原英也
パイプオルガン……ジャン・モロー
和太鼓……谷口卓也
作曲: ジャン・ギュー/石川潤一
アリア作曲: 石川潤一
音楽アドバイザー: 吉田亮一(IVS音楽出版)
音楽コーディネータ: 小林功
衣裳: 吉田装束店
ヘア&メイク: 山崎健志
宣伝美術: 小池真奈美
宣伝デザイン: 石川俊介
原作 W.シェイクスピア
プロデュース 川橋範子
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