2009年12月9日水曜日

HIROKO ART GRASS



先日、神戸大丸にて開催されたHIROKO ART GRASS展に行ってきました。

ガラスの透明感と色彩の併せ持つ輝きと、工程の一瞬一瞬がつくりあげるフォルムの美しさにしばし時間の経過を忘れ‥ガラス工芸という伝統技術を駆使して、現代の生活にマッチした美をいかに組み立てていくかといった植木さんの姿勢にとても感銘を受けます。



植木さんとマネージャの織田さんと久しぶりにお会いすることができ、そして偶然にも知人のご紹介で以前京都のギャラリーにお越しいただいた方も植木さんの作品を見に来られ‥
どうしてこのタイミング?と居合わせた皆びっくり☆

おりしも最終日、最終の新幹線に間に合うように撤収されるのを光栄にもお手伝いさせていただきがてら、素晴らしい作品をさらに味わうことができました。

現在、東京国立近代美術館工芸館「装飾の力」にて、植木さんの作品がご覧いただけます。お近くの方は、ぜひお足をお運びになってくださいませ♪


ガラスデザイナーである植木寛子さんは、ギャラリー経営されていたご実家で幼少からガレやドームといった優れたガラスアートを身近に触れながら育ち、美大を卒業された後にルーマニアで被せガラスの技法を学ぶ。その後、イタリアのムラノにてピカソやダリ等と仕事をともにした世界最高峰の職人ピノ・シニョレット氏とともに、「ガラスの靴」をテーマに作品づくりを展開。フランス現代美術オークションに落札されたり、イギリスバッキンガム宮殿にて作品出展されたりと、自由な発想とデザインと、職人魂が呼応する素晴らしい造形を誕生させています。








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