旧正月、明けましておめでとうございます。
今日は、節分の日、そして旧暦の1月1日でもあります。
節分(せつぶん・せちぶん)とは、「季節を分ける」ことをも意味し、各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のことを表します。季節の変わり目にはは邪気(鬼)が生じると考えられており、それを追い払うためのの悪霊払いの行事が執り行われます。江戸時代以降は特に、一年の始まりである立春を前に、節分の行事が行われるようになったようです。
また旧正月は、二十四節気で『雪から雨に変わり、雪が溶け始めるころ」とされるる雨水(2月19日頃)の直前の朔日を言います。朔(さく)とは、月と太陽の視黄経が等しくなること、またその時刻のことで、新月(しんげつ)と同義であります。また、朔の瞬間を含む日を朔日といい、陰暦では、月の始まる「1日」となります。「月立ち(つきたち)」が転じて「ついたち」と言うため、朔日は「ついたち」と訓読みし、「朔」だけでも「ついたち」と読む。「一日」を「ついたち」と読むのもここから由来しているようです。
ということは‥すなわち、この節分と旧正月(一年の朔)とが重なる日、は、すなわち終末と再生への転換の日を同じくする日。なんとも気分がすがすがしくなります。生命の営みの終息する冬から、いよいよ再生の春へのカウントダウンがはじまった、という感じでしょうか。
ちなみに、今年の旧正月の朔は、2月3日の11時31分です♪新しい一年の始まりです。
2011年が、すべての意味で素晴らしい年となりますよう‥
皆様のご活躍を心よりご祈念申し上げます。
本年も、どうぞ宜しくお願い申し上げます。